まどか氏:
まず、最初にお話をいただいたとき、
シナリオは全くの主人公目線というところにビックリしました。
普通はト書きなどを使って状況などを説明するんですが、
今回はそれがほとんど出来ないという設定にまず悩みましたね。
松本氏:
私も同じですね。
極力主人公の台詞を削って欲しいとのことでしたので、
主人公とキャラの二人きりの会話は特に心を砕きました。
主人公が無個性な分、キャラ全員に個性が有り余るほどあったので
乗り切れたかな、と思っています。
まどか氏:
そうですね、周りのキャラクター達に助けられた感じです。
ですが、いざゲームとしてプレイしてみるとこの「主人公視点」に
重きを置いた月下氷人さんのこだわりが、とても良い方向に伸びたかなと思いました。
どうでしょうか?
みなさんは主人公の視点を通して「姫」になりきることはできましたでしょうか?
松本氏:
月下氷人さんのこだわりといえば、
片仮名もなるべく使わないで欲しいという要望もありました。
ここでも言葉に悩んだりすることもありましたが、結果、世界観の構築に
一役買えたのではないかと思います。
まあところどころ妥協案を採用してある部分もありますが。
とあるキャラからの贈り物とか(笑)
まどか氏:
どうしてもカタカナじゃないと表現できないものってありますからね。
どうやってうまく日本語に変換するか、辞書を引きまくった記憶が(笑)
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